2022年現在、iOSアプリをAppStoreで公開する際、プライバシーポリシーの登録が必須となっています。

アプリ内部に埋め込むわけではなく、アプリのプラバシーポリシーを掲載したWebページを作成し、そのURLをApp Store Connectで登録する必要があります。

法律に詳しくない個人開発者にとってかなり面倒な作業ですが、避けることはできません。幸い英語のプライバシーポリシーを作成することができるWebサービスが公開されています。

以下その使用方法を説明したいと思います。

App Privacy Policy Generatorを作成する

アプリのプライバシーマークを簡単に作成することができる「App Privacy Policy Generator」と呼ばれるWebサービスが存在します。

▲最初のページでは以下の項目を設定します。

  • App Name(アプリの名前): 自分が作成するアプリの名前。例)Sample App。
  • Contact Information(連絡先): 開発者の連絡先メールアドレス。
  • Personally Identificable Information(個人を特定できる情報): 収集する個人を特定できる情報をカンマ区切りで指定。例)email addressやIP addressなど。
  • App Type(アプリの種類): Free、Open Source、Freemium、Ad Supported、Commercialから選択。
  • Mobile OS(OSの種類): Android、iOS、KaiOS、Android & iOS、Android, iOS & KaiOSから選択。
  • Policy Effective Date(ポリシーが有効になる日付): ポリシーが有効になる日付を選択。
  • OwnerType(オーナーの種類): Individual、Companyから選択。

▲次のページでは、アプリが含んでいるサードパーティサービスへのリンクをチェックします。

▲最後のページで「Privacy Policy」をクリックすると完成です。

▲「HTML」あるは「Markdown」ボタンを押すと、作成したプライバシーポリシーのソースコードを確認することができます。

まとめ

アプリのプライバシーポリシーを作成する方法を説明しました。ただし、App Privacy Policy Generatorで作成できるのは英語版だけですので、主な使用者が日本人の場合、日本語のプライバシーポリシーも作成した方が良いかもしれません。

※参考情報