macOSでRubyの環境を構築する方法を説明します。

従来、macOSにはRuby言語が標準で含まれていたのですが、macOS Monterey 12.3以降のバージョンでは削除されてしまいました。

このため、macOS 12.3以降のバージョンを使用している場合は、HomebrewやMacPorts等を利用して自力でインストールする必要があります。またこれ以前のバージョンを使用している場合でも、標準で使用できるRubyのバージョンは古くなっていますので、できるだけ新しいバージョンを入れた方が良いと思います。

Homebrewを使用する

macOSでRubyを使用する場合、最もメジャーな方法はmacOS用のパッケージマネージャー、Homebrewを使用する方法かもしれません。

Homebrewが使用可能な状態ならば、ターミナルでbrewコマンドを使い、以下のコマンドで簡単にRubyをインストールすることができます。

$ berw install ruby

インストール後Rubyが実行できるか確認しておきます。

$ ruby -v

MacPortsを使用する

別のパッケージマネージャーMacPortsを使用した場合も同様です。

MacPortsが使用可能な状態ならば、ターミナルでportコマンドを使い、以下のコマンドで簡単にRubyをインストールすることができます。

$ sudo port install ruby

インストール後Rubyが実行できるか確認しておきます。

$ ruby -v

その他の方法

macOSはUnix系のOSなので、Rubyをソースコードから直接ビルドしてインストールしたり、RVMやrbenvなどのRuby専用のバージョン管理ツールを使用してインストールすることもできます。

これらの方法は別途説明したいと思います。