AppleのSwift開発チームに所属するTed Kremenek氏は12月9日、Swiftの次期バージョン「Swift 3.1」を2017年春にリリースする計画であることを発表しました(Swift公式ブログ9to5MacMacRumors)。

Swift 3.1はSwift 3.0とソースコードの互換性を大部分維持したまま、いくつかの新機能がコア言語に追加される予定となっています。加えてSwift Package Managerや、Swift on Linux、コンパイラ、標準ライブラリに関する改良も行われます。

Swift 3.1に関する大きな変更は1月16日をもって終了となります。その後は選択された重要な修正だけが適用される「bake(仕上げ)」期間に突入し、Appleは「Swift 4」の開発へ注力することになります。

SwiftはAppleが開発するオープンソースのプログラミング言語で、macOS、iOSといったApple製のOS上で動作するアプリケーションを作成するための言語として使用されている他、Linux上で動作するサーバープログラムを開発するためにも用いられてきています。