Appleが提供する公式の統合開発環境「Xcode」の最新版は、Mac App Storeから無料でダウンロードすることができます。
Xcode
カテゴリ: 開発ツール
価格: 無料
Apple公式開発ツール。
リンクをクリックするだけで簡単にインストールすることができますが、残念ながらストアからダウンロード可能なのは、その時点の最新版に限定されていて、過去のバージョンをダウンロードすることはできません。
とはいえ、古いバージョンのXcodeはApplの開発者向けサイトで公開されていて、そこから誰でも無料でダウンロードできます。
今回は、古いXcodeをダウンロードする方法を説明します。
古いバージョンのXcodeをダウンロード
最新版含むXcodeの全バージョンは以下のURLで公開されています。
ページを開くのにApple IDは必要ですが、有料のApple Developer Programへの参加は必要ないようです。以下の画面が用事されます。
左上の検索ボックスで検索を行い、見つかったリンクを開いてダウンロードします。
ダウンロードできるXcodeはxip(署名付きアーカイブ)形式で提供されていて、少し見慣れない形式ですがFinderで解凍に解凍することができます。
中に含まれるXcode.appをアプリケーションフォルダにコピーすれば完了ですが、複数バージョンのXcodeを併用したい場合、Xcode8.2.1.appのように名前を変えてからコピーするのがおすすめです。
ストリーボードなしのプロジェクトを作成できるXcode 8.2.1をダウンロードしてみました。
まとめ
Xcodeは対応するmacOSのバージョンが細かく決まっていて、最新のXcodeは古いmacOSで動かない場合があります。古いプログラムをデバッグしたい場合や、以前のXcodeにだけ存在した機能を使いたい場合など、古いXcodeが必要な場合、このテクニックが有効です。